ゴンリン嬢が行ってきた、ドイツ・オーストリア旅行の写真を見せてもらいたくて
アポを取っていたのですが、二人ともが長時間空いていることがめったにないので、
ここぞとばかりにお出かけの計画を急遽立ててみた！
そしてそれには私たちのお笑いの師匠（え？）、O先生をお誘いする。
O先生も珍しく空いてらして、とんとん拍子。
O先生のご趣味もあって、京都文化博物館で催されている
「源氏物語千年紀展」へ。
期間の中日とあらばそこそこ空いてるかと思いきや、満員！！
ちょっとしたラッシュ並み。
平均年齢はやはり高め（笑）。
私は高校の古典の授業と、ヅカで観た知識くらいしかないけれど
非常に面白く見ごたえがありました。
人物の関係などよく勉強していれば、絵巻や屏風を見てその場面を理解できれば
ものすご～く楽しいだろうな、もう一度読んでみようと思わせる展覧会でした。
それにしても今までのこういう展覧会で見た書物の中で
一番字が美しいと感じました。
そういえば、書道で“かな”の練習をするとき、源氏物語に出てくる和歌が
多かったりするんですよね（というのに今日気付いた）。
見本として見慣れていたから綺麗に感じたのかもしれません。
おさわさん、これ見に行くのオススメですぜ（笑）。
お香のお道具があったり、有名な貝合わせ、カルタになるなど沢山の資料を目にすると
1000年に渡る史上最大のベストセラー（？）「源氏物語」の魅力が
内容だけでないことがよく解ります。
それにしても英語はもとよりスウェーデン語やクロアチア語など
多数の言語に翻訳された源氏物語。
ドイツ語（オランダ語だったっけ？）の表紙の絵の奇妙さ
…現地の人が書いたんでしょうね、無理しなくていいのに…
忘れられません。夢に出そうです（笑）。