ちゃんと書こうとリキ入りすぎて、すぐに書かなかったゆえに
あまりにも間抜けな話題になりましたシリーズ。
①マイヤーリング
もう大昔に思える(笑)。
いつだったか、新聞に「アメリカで発見」的な記事で載っていた
オードリー・ヘップバーン主演の映画を1ヶ月ほど前に見ました。
オーストリア皇太子が心中事件を起こしたという実話に基づいた話で
「うたかたの恋」という映画で有名になったものをテレビドラマに仕立てたようです。
30年ほど前タカラヅカで見たときはロマンチックな主題歌と共にハマりましたが
違う側面から見た「恋人たちの肖像」や「エリザベート」を見たり読んだりしているうちに
“心中と見せかけた暗殺説”が正しいのではないかと思っています。
そもそも、マリーの母親が野心強すぎて怪しい(犯人という意味ではなく)ですからね。
とにかくハプスブルク家には興味深い話が多すぎますな。
一時期、論文かけるくらいに色んな本を読み漁りました。
で、そのマイヤーリングですが。
オーストリアの田舎町の地名で「マイヤーリンク」ですが
オーストリア皇室が持っていた狩猟小屋のあるところです。
ヘップバーンのマリーはとにかく可愛いですが、1時間ちょっとの短いドラマにされたためか
内容が薄いのなんの笑。
舞台とちがってテレビなら、マイヤーリンクの風景が映ったりするのかと
大いに期待していったのが間違いでした。
私より下手な粘土細工で風景作ってある・・・て感じ(笑)。
映像がお蔵入りしてた理由が分かった気がする。
お粗末でした。
もう2年以上前ですけど、実際にマイヤーリンクに行ってその狩猟小屋に入りました。
可愛いおうちで部屋の大きさもこじんまり。
マリーの棺おけがあったりして・・・
ちょっとおどろおどろしいけど、ハプスブルクファンとしては一度は行っておきたかったところでした。
写真を取り込もうと思ったら何でかできない(涙)
そういやこの旅のブログも2日目で止まったままなんやった・・・(滝汗)
②ぞうろあんの初釜体験
上本町のとりことなりつつある、みど嬢と私。
“バスケイク”作者のT江さんちである「蔵鷺庵」さん主催の初釜体験に行きました。
みど嬢はもう長くお茶を習っているベテランですが、先生が怖くて
お茶を楽しむ余裕があんまり無いとか(笑)
なので初心者むけの体験にも喜び勇んで参加してくれました。
一般的な“裏”とちがって、こちらは表だそうで
裏よりお作法がいろいろ難しいと聞いていましたが・・・
お作法って、「決まり」のように言うから厳しく感じるけれども
そもそもは「すべてのことへの思いやり」から生まれてきただけだと思います。
お作法のひとつひとつに意味があって、それは思いやりからそうするんですね。
今の時代、なんでも略式化されがちですけれど、何を略して何を残すのか
それを考えることは必要かと。
人様に対する小さな気遣い、心配りって日本人が大切にしてきた心ですものね。
で、いつもの「おっちゃんず(byT江さん)」がおもてなしをしてくださるのですが
蔵鷺庵さんによるお茶室についてのいろいろなお話など聞きながら
すっかり気に入った「本松葉屋」さんの美味しいお菓子と
「石本川口軒」さんのすばらしいお茶をいただきました。
お手前は先日の和菓子体験で教わった松葉屋さんが!
そうか~老舗の職人さんはお茶の勉強をされるのですね。
どうりで御菓子がおいしいわけです。
袴で正装されたおっちゃんずのおもてなしは身が引き締まる思いでした。
(ほんまに引き締まるといいんやけどね)
あと、③と④があるんですけど、やっぱり長くなるわ・・・明日以降にします。
失礼しました~
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