「○○さんと△△さん、何が良い?」
・・・はっ!また始まった。母の得意技。
どこから訊きなおせばいいのやらわからん。
しかも母が、横並びでなく縦並びの前で、前を向いたまま
突然話し出すもんだから、私の耳は“と”くらいからしか
受け付けてなく、さらにわからん。
なんて?って訊いたら、支離滅裂に思いついたことを口にする、
やっぱり分からん返事が返ってきた。
仕方ないので一問一答方式で攻める。
誰って? ー○○さんと△△さん。
その人たちがどうしたん。 -お祝買うねん。
何のお祝いよ。 -だからぁ(だからぁって私は初めて聞くんですけどっ。)
○○さんの新築祝。
ここで○○さんの何で新築に至ったか話を、それまくるのにめげず聞く。
そして品物は。
「これどうやろう。どう思う?」
これやったらこっちのほうが良いんちゃう。
「あ、こんなんは?」・・・さっきのは無視ですか。じゃあ自分で決めてよー。
という繰り返しの末、やっと良い感じだけど癖のないクッションに決定。
はーもー疲れるわ。
私も話が上手ではないのでエラそうには言えませんが
主語はもちろん、どうしたいのかというオチが分からない話というのは
難しいですねえ
やっと分かったわー
その後。
「薄いウールのストールみたいなのがあってん。」
・・・まさかの「報告」のみですかっ?!
あ、そうか、△△さんのほうのお祝いね。
「ちゃうちゃう、お祝ちゃうでお中元のお返し。」
そ、そうなんっ!!
万事こんな調子ですから、母との会話にはナケナシの脳ミソを
随分と活動させるんでございます。
おまけ。
父からの電話に「あーここ何階?8階?9階?えーっと、選べるとこ!!」
なんじゃそらー。
確かにそこは「選べる3点なんとか」っていう、バーゲン会場でした。
そんなんで待ち合わせなんか出来ませんから~。
相変わらず元気な母でした。
ありがたやありがたや。
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