フェド様が近くに来てくれるのは、家から通えて良いのですが…
現実に戻るのが大変難しいですな
特に…大きな声ではいえませんが、といいながらここで言いますが
レッスンはかなり苦痛です(笑)。
その点、店は音楽と関係ないという意味でちょっと楽かもしれません。
でもすぐそこでフェド様が指揮棒振ってるのに、行けないっちゅうのも苦痛です。
4日~6日の3日連続公演のうち、真ん中の2日目だけ店の営業のため我慢しました。
(オケがモスクワ放送交響楽団なら、もちろん店を休みます笑)
で、昨日はちょうどよく、ものすごい久しぶりのT嬢が
「急やけど行かへ~ん?」と
1時間半前にメールくれた。行く行く(笑)。
本当はそんなことしてる場合とちゃうねんけど…
焦りがかなりあるので断るべきかと一瞬悩んだけれど、これを逃したらまた何年も会えない気がして。
…というのは言い訳。現実逃避です、はい。
T嬢はその昔、「美容バレエ」なる“踊らないバレエ”を習っていたときのお友達。
黙っていれば非常に美しい人なのに、実は私よりおっさんだったりする(笑)。
彼女は看護師さんで、今は訪問看護のえらいさん。
なんだかとてもご縁があって、私が田舎村医者さんとこの受付をしていたときは
そこの患者さんのことで現れて、なんで私がいるんかびっくりして仕事を忘れそうになってたし(笑)
うちの祖母2号のケアマネージャーさんの上司であり、最後に家で看取るとなったときは
彼女がいろいろ手配してくれて、大変お世話になったのでした。
そんなこんなでご縁はあったのに、飲みに行くなんて10年ぶりくらいちゃうか?
どのくらいのタメ口レベルでしゃべってたかも分からんくらいに久しぶりだった(笑)。
年は私の2つ上で職業も全く違うのに、アタマの中が結構そっくり。
でも私よりかなりサバケてる。ええわ~その性格。憧れ
あ~おもしろかった~☆☆☆
また続きやろうよね~♪
と、彼女のお蔭でウキウキテンション持続のまま、本日を迎え(笑)。
なんとなんと、4日の演奏と今日6日の演奏は、
…オケ変わった?
くらいな差でものすごいことになってた!!すっげー!!
良くなったのでバラしますが、4日は指揮についていくのがやっと、か
付いていってないでしょーな感じだったんです。
確かにみなさん、同じ方向は向いてるんだろけど、目線の落ち方が10センチ先の人と
10メートル先の人と、5キロ先の人がいる、みたいな。
確かにフェドさまの指揮は難しいんですよね。だから慣れるのに時間がかかりそう。
それが今日は、見事にみなさん、同じ目線に揃ってました。フェド様仕様にね。
20代30代くらいな団員ばっかりなんだけど、その吸収力と、
何よりフェド様の統率力に脱帽。
こちらもこれだけ同じ条件で2回聞いて、これだけ変わるのを目の当たりにして感動モノでした
サイン貰ってるおばちゃまが、何やら感動した旨お伝えの時、フェドさまも
「何回も悲愴を振ってるけれど、今日のお客様は幸運でした」みたいなことを
おっしゃってたようです。
振り方も全然違って、今日は途中のブラボーもなかったし、もうちょっと欲しかったけれど
ぎりぎりセーフな余韻も取れたし、世はマンゾクじゃ~
あ、あの軽いステップもありました。巨匠も満足だったようですね。よかった。
それにしてもさ。
この楽団、若い人たちばっかりなのに、ところどころそうでない人がおりました。
…なんか見たことある人たちやで?
後でプログラム見たとき、なるほど!と思ったんですが、客演指揮で来る東京フィルハーモニーの人たちが
助っ人に入ってたんですね。
たぶん、事前に「フェドならこう言う」とか先にレクチャーされたりしてた?
それが…東フィル聴きに行くといつも気になってたんですが、ものすごい動く人たちなんですよね(笑)。
コンマスの方、にこやかで宮様みたいな方なんですが(笑)バイオリン弾きながらそのまま前転して
客席まで転がってくるんちゃうか!と思えば
立ち上がらんばかりになられます(笑)。
ヴィオラのトップの方も…カツラが後ろ前になりましたか!(もちろんカツラじゃありませんよ)くらいに髪振り乱し
こちらも前転後転アクロバット!ついにはその辺の人みんな弓で串刺しにするつもりちゃうか!!言うくらい
ものすごいことになってました~
東京でもアクロバット期待してます(笑)
お待ちかねサイン会も、家から持ってったCDにしてもらい、「歌笛堂」に名前を借りたことをついにカミングアウト!
実はお話してなかったんです…
お優しい巨匠はまずウケて(笑)喜んでくださった模様。ほっ。
実は、今日のフェド様おっかけは完全ひとりなので、どのくらいガッツクか、かなり迷ってたんです(笑)。
だって、サイン会後のお車お見送りは、いつもなら他にも人がいるから紛れて手を振ってることが多いんですが
今回ホールロビーでしっかり「サイン会」の形を取るもんだから、楽屋口には誰もおりません。
「私はそこらへんの通りがかりのファンちゃうよ」アピールには楽屋口のお車お見送りをしなければなりませんが
さすがにその状況で一人では恥ずかしい…(柄でもないってか?)
そこで、サイン貰っても帰らない女の子に目を付ける。私の前に並んでた人。
とってもファンっぽかったので声を掛けてみた。
2回前のモスクワ放響くらいから聴いてるとか。
すぐに打ち解けてしゃべりながら帰りかけて…あっそうそうお見送りしてみる??
巻き込み成功
もしかして、打ち上げでもするのかな、と思ったけれどタクシーは待ってるし会えるな。
ちょっと遠巻きに待っていた私たちに気付いて、フェドさまなんと、自ら寄ってきてくれた。
世界の巨匠が、やで~
また東京で!!といったら呆れ顔された。いや、驚き顔と思いましょう。
会館か楽団のおっちゃんは「昨日まで“しーゆーともろう”ゆうとってんけどなー」と
思いっきりふつうの大阪のおっちゃん発言をされていた(当たり前か)。
そのお嬢さんとは駅の改札で長話。ごめんね(笑)。
私がバイオリン教わっていた先生が入ってるオーケストラにも入ってるとか。びっくり。
彼女のおかげで、すぐに現実に戻らなくてよくて有難かったです、ありがとう!!
さて、明日は大忙しです。これも週末心ゆくまで楽しむ為!
そう、私はオッカケするために働いているのです。その餌食のみなさん、ごめん(笑)。
ではまだ仕事が残っているのでこの辺で。
長々と失礼しました。
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