気が付いたら2週間以上前になりました
当然記憶は薄くなり・・・薄くなり・・・
わが歌の師匠が主宰する、ヴィヴァヴァオペラカンパニーhttp://www.vivava.org/index.htmlの公演、
ヘンデル「ロターリオ」。
毎年、日本初演のオペラを上演されるのですが
今年は久しぶり日曜日だったので聴くことができました。
上演時間は3時間半くらい・・・長い~。
だったら話はさぞかし複雑・・・ではない。案外簡単明瞭。
オペラはそんなもんですな。
イラチな大阪人は「そんなん言うてんと、早よ行き!!」と思うところを
ゆっくり歌います(笑)。
ヘンデルの時代だから余計にじっくりとね。
だから現代人には飽き飽きするような作品なのに、
ところがどっこい!!
飽きませんでした。
字幕つき映像(ステンドグラス風のイラスト)がとにかく美しい。
歌手陣が全員とにかくよく聴かせる。
音楽表現が結構現代ぽく激しかった(笑)。
映像は色使いが綺麗で、その場面の歌手の衣装の色と合わせてあり
分かりやすいのも良かった。
歌手は6人でしたが、それぞれの個性が活かされて
どの人も聴いていて飽きない素晴らしい声でした。
こんなの久しぶりかも。
ヘンデルとかその時代のオペラって、悲しいのも嬉しいのもハ長調、みたいな(笑)優しい音楽が多くて、
よく聴いてないと怒ってんだか喜んでんだかわからないようなのが多いですが
それを意図的に現代ぽくされていたのでしょうか、
非常に受け入れやすい演出といいましょうか、
よくわかりませんが、良かったんです。
なので物語なんか、どうでもいい(言いすぎ?笑)。
楽譜はただの手段であり、現代の、この日に関わった人たちの
力で良いものに仕上がりました、という感じでした。
なんかよくわからん感想ですが、本当に素晴らしかったです。
劇場などに行くとよくあることなのですが
途中から頭痛が・・・でも気持ちよく聴けたからよほどよかったと思います。
それから1週間くらい頭痛に悩まされてましたが、何やったんやろ
低気圧?
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