長いタイトルです（笑）。
グランドピアノを処分しようとしたら、かえって何十万も取られてびっくりした、という話を
時々耳にします。
そんなくらいなら、うちに下さい（笑）。
もちろん運送費はこちらで持ちます。
そして思い出のピアノを、歌笛堂でもういちど、生かしてください！
そしてここへいらしてくださって、いつでもご対面＆お弾きになってください。
歌笛堂のグランドピアノ、ウチの女流名調律師が訳あって置いてくれるようになって
4月で4年になります。
店を始める前からピアノを探してはいたのですが、そんなにタイミングよく都合良いことが叶うわけがない。
なので開店後半年間はただのケーキ屋でした。
…ただのケーキ屋、というのはケーキ屋さんに失礼ですね。
キレイなケーキは作れないし、今よりもっと種類は少なかったし、
ましてやケーキ屋がやりたくて始めた訳でもなく。
やっぱり、たとえ下手でも私から音楽と切り離した私が表面に出る、というのが
自分で納得できなかったのです。
それが、以前から目をつけていたのが売りに出たけれど、まだお家に
ピアノを置く場所がない、ということで棚から牡丹餅、大幸運歌笛堂（笑）。
倉庫に預けるより、風通して大事に弾いて、が出来るほうが良いから
置かせてって調律師が…運送費も全部彼女が持ってくれて…
華奢で繊細な女性ですが、気持ちはものすご男前（笑）。カッコいいでしょう～
それから私は音楽とケーキ屋を、どちらも自分、いや～やっぱり音楽がまだ大きいかな～
でも、ケーキ屋で勝負しなくて良くなった安堵感といいましょうか（勝負できるつもりもないけど）、
私が音楽やっていることを知らない近所のおっちゃんおばちゃんにも
両方をアピールできるということで、精神的に落ち着いたのでした。
今わたしがあるのはこのピアノの、そして調律師Yさんのお蔭なのです～
Yさん長い間ほんとうにありがとうね～
この度めでたく調律師宅へお戻りになるのは早くてゴールデンウィーク中ということです。
それまでに、代わりのピアノが見つからなければ、私の愛用ピアノを店に運びますので
貸切ご予約中の皆さま、ご安心ください。
今年は変化の年なのかもしれません。
とかいって、これだけかも知れませんけどね（笑）。
どちらかといえば、周りが動くのに必死で付いていくタイプの店主ですが
（店始めるときもそうでした）
流れに逆らわないのが一番かと。それもタイミング。
タイミングといえば、母はいつもものすごいタイミング悪いです（笑）。
ちょっとそこまで出た隙に、かならず電話や来客が！
私が一番忙しいときに限ってやってきて、のんきなことを言ったり。
あれ、なんなんでしょうね～？