ギドン・クレーメル。
今ではフェド様をウィーンに追っかけた遠いあの日を思い出す、魅惑の人名。
はははははは~言い慣れない言葉を使うとだめだぁ~(笑)
2005年の6月、歌笛堂を開業する前に行っておこう!とオーストリア旅行をしました。
http://cafedo-tachi87.sblo.jp/category/122054-1.html
この中でも書いておりますが、行くからには我らがフェドさまに会わずにはおられまい。
ということでコンサート会場のHPにアクセスし、押さえたチケットは一番前のど真ん中。
手を伸ばせばフェド様に触れそうな席でした。
そしてそのとき演奏されたヴァイオリンコンツェルトのソリストが
クレーメルだったんです。
恥ずかしながら、そのとき私はクレーメルを知りませんでした。
アタマは少々明るい気味でメガネの上、足を揃えてかかとでリズムを取る姿(なんせ目線の先が靴でしたからね)に
“日本人のおっちゃんみたいや~”(注※根拠なし)
なんて失礼極まりない記憶の仕方をしておったんでございます。
翌年、ピアノトリオで出た市役所のロビーコンサートという30分のプログラムに
アルゼンチンタンゴを組みました。
今でも大好きな曲「オブリビオン」の見本にとチェリストがくれたのが
クレーメルの演奏したものだったのです。
“えー!!あの日本人みたいなおっちゃんがタンゴするん~”
(なんという浅はかな考えの私)
そのとき、クレーメルが天才鬼才であることを知ったのです。
遅すぎ~。
それから、クレーメルは日本にもよく来ていることを知り…
先日シンフォニーホールから来たチラシを見たら、なんと!
コメディアンと組むらしい
あの日本人みたいなおっちゃんがな~(もうよろしい)
クレちゃん、やるやん~♪
コメディアンと言ってもメニューイン・スクールに行ってたというちゃんとした演奏家らしい
(これを聞いて思い出すのがあの超有名男性バレエ団…超一流の腕があってこその
笑いがいいですね~)。
聞いて見たい気がするな。
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