今日はトリオ仲間の2人が団員であるオーケストラを
豊中のアクアで聴いてきました。
アクアと言えば曽根(ローカル話)。
曽根といえば何故か大学の入学式を豊中市民会館でやった事とか
(たぶんここしか空いてなかったんでしょう)、
大学の先生方がリサイタルをするといえばアクアだったりした事が
若かりし頃の懐かしい思い出だったりします。
で、現代の曽根駅は高架になって拓けた町の駅となっていますが
当時はダイエーと、その2つのホールしかなかったイメージがあります。
当然、お食事するお店も少なかったのですが、
ホールすぐのところに「生ジュースの店」と書いた小さな喫茶店があり、
美味しかった記憶があったので10数年ぶりに行ってみました。
そうそう、タカラヅカの「洲悠花」さんの結婚しましたハガキを
ここで見たことがある!(←一部の人向け。)
当時と変わらず、おばちゃん(失礼・・・みのもんた風に「お嬢さん」というべきだろうか)
が一人でやってらして、おお懐かしや。
今ではあまり見かけなくなった、いわゆる「さてん」ですが
コーヒーはちゃんと貴重なお水で淹れてる、ということですし
サンドウィッチも美味しい食パンを厚めに切ったもので、
具の味もとても美味しかった!
時間がなかったので生ジュースは飲めませんでしたが
いろんな種類がおいてありました。
さてギリギリホールに飛び込んで鑑賞。
このオケがどういう人たちの集まりなのかは、プログラムにも書いていなかったので
よく知らないのですが、2,30代の女性が中心の若いオケです。
今日は
モーツアルト「フィガロ序曲」
R.シュトラウス「ホルンコンチェルト」
モーツアルト「ジュピター」
フィガロの第1音からメンバーの仲良いことが感じ取れました。
入るならこんなオケがいいな!
でもそういうところに限って私の腕の悪さが邪魔をする
ここはそんなアマチュアオケでは無いようです。
面白いのは、ホルン奏者のアレグリーニが指揮であること。
ホルンコンチェルトは吹き振りをするのです。
(ホルンの吹き振りは見てるほうが忙しいですね)
たぶんこの人がカリスマであるのか、まとまりの良さは
音を揃える以前に気持ちが揃っていることなんだろうな・・・。
話はちょっと長いのが玉にキズでした(いかにもイタリア人である)。
フィガロが少し控えめに聴こえたといいましょうか、
もっとブリランテな音が欲しいな、と思った部分がありましたが
アンコールで再演(?)したときはそれもかなり解消。
個人的にはコンチェルトが一番良かったと思います。
印象に残ったこと。
「豊かな音楽は競争によっては生まれない。」
アレグリーニの信念だそうです。
ほんとうにそう思うことが多い今日この頃。
それはそのまま音に乗って現れます。
今日の演奏は今まで聴いたことのないような、
澄んだ空気、暖かい空気で満ちていました。
有名=上手いではない、
経歴=上手いでもない、
自分が有名でも、すごい経歴を持てるような才能もない分、
「ホンモノ」を聞き分ける耳は持っていたいと思っています。
遅いコメントですみません (^_^;)
アレッシオはちょくちょく日本に来てるんですが
結構「自由奔放系」として人気があります。
去年一緒に吹ける機会があったんだけど
蹴っちゃいました・・・
ひょっとしたら来月ご一緒できるかもなんです♪
しかしモーツァルトとシュトラウスって
すごい組み合わせだな (-_-;)
自由奔放か~そんな感じだった(笑)。
来月って、信州かどこかの良い所ではなかったですか?
で、そんなにちょくちょく来てるのか、
日本にいるのが長いのか、どっち(笑)?