ネットがつながらなくなったパソコン、
大事なメールももちろん心配ですが
迷惑メールがどれだけ溜まってしまってるかが
一番恐いです・・・
つながらなくなったころから、日常がいつにも増して充実しているので
自分のエネルギーでモノを壊してる感が強いです
今回は割りと柔らかめですけど(笑)。
さてさて、今日はF子さんに誘ってもらって歌舞伎を見てきました。
せっかくのお誘いに、レッスンを休まなあかんからどうしよう?と迷いましたが
レッスンを休みにしてでも行くべきだと感じて急に休講にさせてもらって出かけたんです。
水曜日のみなさん、ごめんなさい。
高校の芸術鑑賞で歌舞伎入門、として見て以来初めてかも!
京都や大阪で日常的に歌舞伎を見られる環境なのに
見てこなかったとは・・・損した気分。
ものすごい面白かったんです!!
日本、やるなあ
難波の松竹座でやってる
「六代目中村勘九郎襲名披露 九月大歌舞伎」
↑松竹座
昼の部だったので
一、妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)より三笠山御殿の場
二、俄獅子(にわかじし)
団子売(だんごうり)
三、瞼の母
という演目。
一は蘇我入鹿が出てくる大化の改新時代の話で
いかにも歌舞伎らしい歌舞伎で悲しい話ですがうまく笑わせるんですねえ。
8人の官女たちが、はるな愛が時々大西けんじになるみたいだったり(笑)
お豆腐を買いに行くおばちゃん(?)に道を訊いたら
今で言う「そこをガーっとまっすぐ行って、右へギャッと曲がったら
こちょこちょっと細い道を行って」みたいな説明をする大阪人のような(笑)答えだったり
笑うところ満載なのである
そして中村七之助がものすごい可愛らしくて、
周りの役もそれぞれに味があり、とっても引き込まれました。
それでやっぱり、お囃子などナマ音なのがいいですね~。
このごろ宝塚でもせっかくのナマ音をかなり電気的に増幅して
人員削減したのをカバーしてますもんね。
人件費掛かるのはよく分かるんですけど・・・。
四季にはない良さですから大事にしてほしいです。
二は純粋に舞だけの、いわばショーですね。
「俄獅子」の中村扇雀、中村橋之助のコンビがものすご~い素晴らしく
セリ上がりのポーズで出てきたときは、うわ~美しい~!!
なんじゃこの完成度は~!!と思いました。
特に橋之助さんのピカピカ度合いはすごかった~。
「団子売」では襲名口上もしてました。兄弟でぴったりの踊りでした。
最後の三は、あ、現代モノ、と思ったけど江戸時代(笑)。
立派な時代劇ですが歌舞伎の世界ではやっぱり現代。
歌舞伎でもこんな普通によく分かる話し方でお芝居するんや!って
初めて知りました。お笑い抜きの松竹新喜劇みたいな人情劇でした。
現代モノでも女の子にしか見えない女形さんたちに脱帽!
玉三郎さんはさすがに綺麗でした。今度は舞うところが見てみたいです。
歌舞伎は初めてながら、舞台を見ることには年季が入っているので(笑)
初めてにしてはよく理解できたんじゃないかと思います。
なんでも経験しとくべきですね(笑)。
宝塚みたいに上手になったと思ったら辞めなければならない世界ではなくて
芸道ひとすじに積み重ねていく世界、やっぱりすごいわ
かなりハマってしまいましたよ
フェド様亡き後(こらこら、まだお元気だってば)は歌舞伎に決まりやな、と
思った店主でした(笑)。
歌舞伎にハマるとは流石!私は現代版にちょっと魅力を感じる程度で、大学で何やっとったんや、と言われます。あー、情けないorz
でもこの前TVでこんぴら歌舞伎の特集を見て、中村歌昇が気になってたりします(笑)
みぞっち様
えーそうなの?演劇通なみぞっちさんは見尽くしてるんかと思ってた!
そうか、通のジャンルが違うだけよね(笑)
歌舞伎にころぶとはツウですね~!そのうち着物とかきて、掛け声かけてそう~♪
ヅカは上手になったらやめる・・に吹きました(笑)
YOSHIEさま
その、大向うから「なりこまや!」とか掛かるの、
当然始めて聞いたんやけど、どんな人が言うてんのか
めっちゃ見たかってんけど、見られへんかった(笑)
これは音楽の世界で「ブラボー」言うのが男の仕事なのと同じで
こちらもやっぱり男声がええな。