先週、レッスンがほいと空いて
何故かバイオリンを弾いてみる気になった。
なんでか?!ね。
弦の音が好きで、ヤマハのグループレッスンを卒業するのと入れ替わりくらいなタイミングで
中1の時から始めたバイオリン。
そちらにセンスはないのは自分で分かっていたので、大学入試のとき先生に
「編入という形で四年のほうに入るっていう手もあるし・・・
短大なら入れるから受けてみない?」
と言って頂いたのを、あんまり深くも考えずに断ったのを
今ではちょっともったいなく思ったりもする笑。
親に「私立には行かさない」と言われていたのもあったんですがね。
で、その先生には2回生くらいまで習いながら、大学でも副科で4回生になるまで
取ってました。
下手の横好き。
最初の安いのも、大学に入ってから買い換えたちょっとだけランクアップした楽器も、
ちゃんと自分で買ったのよ。
だから愛着もあります。
(なのにほったらかして・・・)
卒業後、10年はケースも開けず・・・音楽家協会のきっかけで再会して・・・
またもう5年くらいはやってなかったかな。もっとかな。
だけどようやく、ここへきてちょっとコツが分かった気がする。
・・・遅すぎやがな!!
で、ちょっとまたぼちぼちやってみようかなあということで、
ぶっこわれたアゴ当ての調達と、弓の毛替えを依頼しに
高槻にこんなすごい店が!!な「バイオリン工房 クレモナ」さんへ行ってきた。
http://www.d1.dion.ne.jp/~luccio/home1.html
ここのオーナー、岩井さんてすごい人なんです。
なのになのに。
職人なんだけど、職人というよりは
「ご陽気なおっちゃん」
のほうが近いかも・・・失礼ながら笑
随分前に音楽家協会としてお話を聞きに伺って以来、ここに素人が来てもいいねんや、という
妙な安心感を植え付けてもらい、いつかは!と思って10年。
やっと来れた!
と思ったら、がびょ~ん!!
「12月末を以って枚方に引越します」やて!!
おーのー!!
これはびっくり。
良いときに思いついたもんだ。
これを逃したら私のバイオリンは一生かわいそうなままだった。
なんでも、以前から古民家で仕事するのが夢だったとか。
それが南隣の枚方市に見つかったので、これを逃したらいつになるか分からんと思って
思い切った、とのお話。
高槻の自慢のお店だったので、市民としては残念だけれども。
バイオリンを作ること、というよりは「ものづくり」が好き、とおっしゃってた岩井さん。
取材のとき、木製の自転車を作ってらしたのが非常に印象に残ってたのですけど
今日行ったら、F字孔のばかでかいのを使った揺り椅子とか、
ト音記号の椅子とかが・・・めっちゃおしゃれ。
それほしい。。と思ったけどすごい高いんじゃないだろうか・・・笑
ということで、この際楽器の調整もついでにお願いしてしまおうと思います。
「かつげなくて重い」ケースも色があせて古くなったので新調を考えましたが
それはどこでもいいよね・・・
中身を「この人!」って人がいるうちにしておかないとね!
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